「日夏ちゃん、先生のいつ渡す?」
突然菜々乃さんが聞いてきた。
「あ…、もうちょっと人いなくなってからかな。」
徐々に人がいなくなってきた。
「二見先生、あの1年間ありがとうございました。」
「おぉーーー!!!めちゃあるやんけ!!ありがとうなぁ。」
寄せ書きを渡したのを見てから、寄せ書きをした菜々乃さんを中心とする女子は帰って行った。
「なんかめちゃあるけど、ごめんなさい。」
二見先生は私のあげたものを重そうに持つ。
「ごめんなさい、二見先生。教科担任の先生全員に渡さなきゃだし、橋森先生とかには直接渡さないと…。」
「えー!偉いなぁ。全員に書いたのか。」
「はい。」
私は、急いで4組担任で理科の 先生、2組担任つまり花凪担任で1、2組の数学の 先生に手紙を渡す。
