彼女は、背も高く、顔のある一部分の主張が激しいといじられているものの、可愛らしい。
現に彼氏だっている。
しかも、親に虐待されているようなのだ。
なぜなら、2学期の三者懇談が終わった時に、
「お前、親の前ではありえんくらい静かやな(笑)」
「んもぉー、先生ぇそんな言わんで…」
その時、岡本さんは何かはぐらかしたような感じだったし、彼女はとても性格が悪く、習い事などでも人をいじめてばかりで、喋る人に対しても当たりがキツいから、腹を割って話せる友達がいない。
だから、多分親に問題があるのか、親から何かされてるのだろう。
可愛くて、悲劇のヒロインだなんて、男の1番の好物。
私は、そんな人になりたかった悲劇のヒロイン症候群なのかもしれない。
その時の、二見先生は本気で心配しているようだった。
私だって家いづらいのに…。
でも、二見先生も、先生も、男だ。人間の男だ。
やっぱり顔だろう。
そんなこと思ってるうちに、“いじめられている現実”というより、二見先生にどう思われてるかとかで、悩んで悩んで悩みまくって、勉強やってる途中に泣いたりもしてしまった。
