君と青空


2学期の三者懇談。
君が、「日夏は何を頑張ってる?」って聞いてきて、混乱して曖昧な笑顔の出来損ない浮かべて、「ん…特に、あんま…」って言ったら、「勉強頑張ってるやん!」って言ってくれたよね。
認めてくれてありがとう。


2学期の終わりの日。

私たちは、最近送り迎えが多くなった。
なぜなら、1学期の終わりから花凪は納田愛希(のうだあいき)さんを中心とする、原野小学校の男子にいじめられているからだ。
最近は、他の男子たちも仲間に加わり、登下校の時も嫌がらせをしてくるようになったから。

そして、その日もお迎えで、歩きの希さんと学校を出るまで一緒に帰っていた。
すると、駐輪場の方から、二見先生が
「希ー、インタビューよろしくな〜!」
希さんは先生たちから期待されており、3学期の始業式にインタビューを受けることになっていた。

そんな希さんと私との深い乖離は、みんな気づいている。
希さんは「のぞこ」なんであだ名つけられて慕われている。


「わかりました〜!」
希さんは可愛らしいスマイルをして言う。
「良いお年を〜」
二見先生が私たちに言う。

そしてすかさず私も
「良いお年をー!」
と言った。