その時、私は「何事だろう」なんて他人事のように思っていた。 帰りの会が終わり、みんなが続々と帰っていく。 私は花凪と帰るために、3組の教室を出ようとしたら、 「マジで最悪すぎるんだけど…、なんでアタシが石田さんと一緒なんやて…。」 そう言いながら泣きながら怒っている莉実さん。それを慰める女子たち。 慰めているのは女子たちだけでない。 莉実さんの肩に手を置き、摩る、二見先生が居た。 私は、その現実が嫌だった。 でも、その現実が二見先生に見られた、知られた事がより一層嫌だった。