〈大晴SIDE〉


『『『『『光輝!!』』』』』


「!?」


びっくりした…


大きな音と共に理事長室に入ってきたのは由衣たち。


どうしたんだろ…


どうせ俺たちには話しかけてくれないだろうし


関係なんてないんだろうけど。


って、


由衣の制服が///


「うっ」


首に衝撃を感じて意識を失う。
 











 

『あははは!ヤバい、おもしろ~』


「ん…」


かすかに聞こえた笑い声によって意識がもどる。


なに…?


目をひらくとそこには爆笑している由衣たちが。


いったいなにがあったの…?


『おいおいお前ら、お気楽者だな…』


『だって、ふふっ…由良、がっ…あはは…』


『凪笑いすぎ…』


『いいかげんキレるよ?あと光輝もさっきまで笑ってたよね?』


『いや~?どうだったかな…』


『チッ』


『はあ、お前らいったんそれくらいにしろ。ここで暴れられたらたまったもんじゃない』


『理事長室、いや学校が全壊するね~』


ん?


今、なにやら聞き捨てならない単語が聞こえたような…?