「ひゃっ」


紘に耳をかぷっと甘噛みされた。


『由衣には俺たちだけがいればいーんだよ』


耳元でささやかれた低音ボイスにぞくぞくする。


それに、今の言葉の意味って…













「んっ…は、…んっ…」


キスもとまることなくふりつづけ、


『は、あつ…』


紘が、シャツのボタンを全部開けた。


「っ///」


私を見る視線があまりにも色っぽくて、妖艶で、紘に視線がとらわれて離せない。


彼が、器用に私のリボンをほどく。


そして…


ブラウスのボタンを一つずつ外していく。


紘がすべてのボタンをはずし終えて私をぎゅっと抱きしめた。


紘のぬくもりを肌で感じる。


そうすると、


紘に愛されてるなぁって実感する。


紘が私に向かって手をのばしたその時、
















ガラッ


いきなり教室のドアが開いた。


え…?