君は、狂愛の檻の中 ~偽りの君に恋をした~



もし、それが本当なら……レンさんは、男装をしている私に惹かれているということになる。


それって、つまり……同性愛(ホモ)?
それとも最近流行りのBL的な展開?


………いやいやいや、そんなの冗談じゃない。

あまりに任務が迷走しすぎている。




レンさん、あなたからも否定してください──。

藁にもすがる思いで、懇願の意思を込めて視線を本人に向けると……





「っ……///」



さらに顔を赤くし、バッと音が出そうな勢いでそっぽを向いてしまったレンさん。


……えっ、否定は? ”そんなわけあるか!”っていういつもの怒号はどこへ行ったんですか?






「おやおやおやおや?これは恋の予感………」

「っ、だからそんなわけねーって……」


…………旭さん。
お願いですから、これ以上事を大きくしないでください。


周囲からのニヤニヤ視線が痛いし、これ以上は私のプライドが………