私は‪✕‬‪✕‬を知らないⅡ

1、


2、


「なんだテメーら!」


「やっちまえ!」


この騒ぎで残りの人達もこちらに気付く。


あたし達の倍は居る人数を皆は次々に倒していく様子をあたしと昴くんは後方で見守る。


皐月くんも一緒に戦ってくれてる事に困惑する人も何人か居るみたいだけど、「ご主人様に手を出してただで住むと思ってんの」と躊躇なく前に進む。


「くっ、ふ、ふざけんなァ!!!」


「!」


倒されたはずの一人が起き上がってこちらに向かってくる。


あたしは咄嗟に目を瞑るけど、一瞬の揺れと共に男の人の声が止まって恐る恐る目を開ける。


「私じゃ不安ですかね?」


「そ、そんな事ないよ!けど、こういうのやっぱり慣れなくて」


昴くんが倒してくれたのだと気付くのと同時に上からから揶揄うような声がして慌てて返事をするけど、これだと言い訳っぽく聞こえちゃうな。


「分かってますよ。まぁ、慣れるものじゃないですからね。文!近くに武器を持っている奴らが居るので気を付けてくださいね」


「おう!分かってる!」


これが昴くんと龍二くんが交代して後方に回った理由。