前に泉ちゃん、私のことを他の高齢者と違って素敵と褒めてくれたことがあったじゃない?
あれ、とっても嬉しかったんだけど、同時にドキッとしたのよ。
ああ、私がもしコウタ君と結婚していたら、もしかして今頃、まるっとしたおばあちゃんになれていたのかもしれないなぁって、思ったの。
文句ばっかりのご老人はさておき、優しくて穏やかな、ザ・おじいちゃんおばあちゃんたちはきっと、人生に悔いがないのだと思います。
私はただ、そうなれなかっただけなのね。
夫が亡くなった後、残りの人生を汐見浩太君と出会った地元に戻って過ごそうとするくらいに。
もうわかったと思うけれど、この老人ホームで泉ちゃんの名札を見たとき、もしかしてコウタ君のお孫さんかしら、と私は考えたのです。
それでなんとなーく注目していたら、橘君との関係がわかってきちゃって、そしたらもう、やきもきしちゃってね。
なんとかならないかなーって、佐藤さんにお願いして、泉ちゃんを私の担当にしてもらいました。
でも結局何もできなくて、気が付いたら私の恋バナを話していました。
余計な老婆心を許してね。
あれ、とっても嬉しかったんだけど、同時にドキッとしたのよ。
ああ、私がもしコウタ君と結婚していたら、もしかして今頃、まるっとしたおばあちゃんになれていたのかもしれないなぁって、思ったの。
文句ばっかりのご老人はさておき、優しくて穏やかな、ザ・おじいちゃんおばあちゃんたちはきっと、人生に悔いがないのだと思います。
私はただ、そうなれなかっただけなのね。
夫が亡くなった後、残りの人生を汐見浩太君と出会った地元に戻って過ごそうとするくらいに。
もうわかったと思うけれど、この老人ホームで泉ちゃんの名札を見たとき、もしかしてコウタ君のお孫さんかしら、と私は考えたのです。
それでなんとなーく注目していたら、橘君との関係がわかってきちゃって、そしたらもう、やきもきしちゃってね。
なんとかならないかなーって、佐藤さんにお願いして、泉ちゃんを私の担当にしてもらいました。
でも結局何もできなくて、気が付いたら私の恋バナを話していました。
余計な老婆心を許してね。



