白露は零に告げる。
「私は、君を守りたい。でも、それだけじゃない。私は——君に恋してる」
零は拳を止める。
沈黙の中、彼女は言う。

「アタイは、アンタの隣にいたい。それが友情でも恋でも、関係ねェ」

二人の距離が、魔法よりも近づく。