イケメン社長からの溺愛が止まらない


それから数日後。

私は神楽さんの実家のリビングで、とんでもなく緊張していた。

というのも、数分前に西園寺さんが訪ねてきて、私と2人で話したいと申し出があったのだ。

…前回は自己紹介だけで終わってしまったから、と……。


2人きりになったリビング。

部屋の前には、西園寺さんが連れてきた強面の男の人が2人立っている。

これじゃあ、聞き耳を立てられるのを嫌がっているようにしか見えない……。


しばらくの沈黙の後、西園寺さんはカップを手に取り一口飲み、コトッと小さな音をたてて置いた。

そして真っ直ぐ私の目を見てくる。



「単刀直入に言うと、悠斗から離れて」

「……え」

「聞こえなかったの?悠斗の前から消えてって言ってるの!」