年上彼女と年下俺様

下に降ろすと俺の服をギュッと掴んでベッドルームまで着いてきた。



「ごめん…。」

「何に対して?」

「あたしが何も言わなかったから怒ったんでしょ?」

「違うし。別に言わなくてもイイ。俺だって仕事で何やってるとかこんな事があったとか言わねぇし。」

「じゃあなんで怒ったの?」



泣きそうな里佳チャンはすっげぇ不安そうな表情でベッドに座る俺の目の前に立ってる。



里佳チャンがカワイイからこんなに妬くんだっつーの…。



「てっ君には愚痴んのに俺には何も言わねぇんだなって…。」

「えっ!?あっ…。」

「だから…ただのヤキモチ。怒ってねぇよ…。」



恥ずかしい…。



結婚しても変わらない気持ち…。



改めて言うとめちゃくちゃ恥ずかしい!!



「ヤキモチ…。」

「だから…もうイイ…。俺が聞いてもどうしようもないだろうし。妬いただけだから…怒ってねぇし…。」

「響…ごめんね?」



可愛く謝る里佳チャンにキュンとなってしまった心臓…。