年上彼女と年下俺様

むしゃくしゃするとはこの事だ…。



楽器を1つぶっ壊してしまいそうな勢い…。



イライラしながら弾いたピアノは感情がモロに出てる…。



「あぁぁぁぁぁ!!」



仕事が始まる前にたっぷりイチャイチャして充電しとくはずだったのになんだよコレ!!



ハタチ越えてりゃ酒でも飲みに行って憂さ晴らしすんのに!!



全てムカツク!!



それでも音楽に触れると少しは苛立ちも治まった。



気付けば3時…。



音楽部屋を出てリビングを通りベッドルームに入った。



里佳チャンがいねぇ…。



もう一度リビングに戻ると何もかけずにソファでうずくまって寝てる里佳チャンがいた。



風邪ひくだろバカ…。



運んでやろうと持ち上げるとうっすらと開いた目…。



「響…。」

「何でこんなとこで寝てんだよ。」

「だってお仕事の邪魔しちゃいけないし…でも怒ってるから…。」

「もう怒ってねぇよ…。」



実際はまだ妬いてるけど。