年上彼女と年下俺様

拗ねた響は一人でお風呂に入ってる。



だって響も言わないじゃん…。



「里佳チャンいる?」

「どうしたのてっ君。」

「3号店行ったっつーから軽く心配だったのさ。ヤバイっしょあそこ。」

「聞いてよてっ君!!」



仕事仲間のてっ君にこぼした愚痴…。



響が聞いてたなんて気づかなかった…。



「あそこは何とかしなきゃな。1週間で改善されなかったらガツンと言うわ。」

「あ、あたし結構ガツンと言ったかも…。店長辞めろ的な…。」

「…………代理ですらそこまで言わねぇよ…。」



マズイかな…。



でも言っちゃったもんは仕方ないよね?



だってあたしのが偉いんだし!!



「でも久し振りにフロア出て楽しかった。」

「テンション上がるよな!!」

「うん!!あのお客さんの笑顔がたまんない!!」

「「戻りた~い…。」」



でもあたしはあたしの仕事をしなきゃね…。



明日からも頑張ろう!!