年上彼女と年下俺様

順調に進む流れ…。



やっと落ち着きをとり戻せた…。



「今回のプロデュースにはどんな経緯があったんでしょう。」

「彼女の歌を聞いて書きたくなっただけで、他には何も…。」

「何もですか!?」

「えぇ、打ち合わせがてらメシ行ったのが間違いでしたかね…。美波音には迷惑かけたと思ってます。」

「あっ、では曲の方に行っていただきましょうか!!」

「あの、突っ込んでもらって構いませんよ?生だし。」

「じゃあ気になる交際は…。」

「里佳チャン一筋です。」



バシッと遥に殴られた…。



司会者も笑ってんじゃねぇよ…。



そして終わった生放送…。



「緊張しました…。」

「なかなかじゃん。後はゆっくり出来んな~…。美波音、悪かったな。」

「いえ!!本当にこの歌大好きです!!ありがとうございました!!」

「じゃあまた。」

「はい!!あっ、里佳さん大丈夫でしたか?」

「ん~?明日のお昼は俺が独占しちゃう感じ!!」

「何ですかソレ~!!」



里佳チャンの不安を取り除いてあげたい…。