年上彼女と年下俺様

最近帰ってない家…。



ベッドで寝てぇ…。



「やっぱりさ、この短期間でやんのはキツくねぇか?」

「だって俺があんな騒ぎになったんだから今しかねぇって社長が言うんだもん…。」

「でも後少しだな!!」

「出来はかなりイイと思うけど。スタジオこもりっぱなしの拷問だったからな!!自由が欲し~い!!」



誰にも言えない極秘な仕事を俺と遥で進めてる。



美波音の歌を聞いたら無性に書きたくなった曲。



遥が詞を書いて俺が音を付けた。



要するに、美波音のプロデュース計画。



声が抜群にイイ美波音の魅力を引き出すために書いた曲がそろそろ出来上がる。



苦労したし俺はAGENTだからこっちの仕事もあるわけで…。



熱愛の否定をしないで注目を浴びたまま曲を出す。



社長の考えた計画。



だから忘れさられる前に完成させなければ…。