年上彼女と年下俺様

里佳チャンが大爆笑してる中俺は里佳チャンの手を引いて家に急いだ。



「ひゃははははは!!早いよトシオ!!」

「うるせぇヨシコ。早く帰って続きしよ?」

「トシオと!?」

「うん。ヨシコラブ。」

「きゃははははは!!響ってたまに発想がバカっぽ~い!!くくくくくっ!!」



里佳チャンが笑ってるから何でもイイや。



でも…。



続きする雰囲気じゃない事は確か。



「寒かったね!!」

「風呂入り直すか。一緒に。」

「うん!!」



やっぱり俺には里佳チャンがイイ。



こうしてるだけで幸せ。



「ねぇ、年末年始は仕事?」

「入れてねぇよ?親父達とのレコーディングも年明けだし。」

「そっか!!じゃあ日中にどこか行こうよ。明るい時に響とデートしたい。」

「ん。里佳チャンの好きなとこ行こう。」

「あたし年明けたら初詣で行ったり初日の出見たりしたい!!」



平凡だけど俺達にはすげぇ幸せなデートプランだな。