年上彼女と年下俺様

そのままケーキを食いにリビングに戻って二人で極力近付かないようにした…。



「はぁ~…。」

「もうあたしが行ってくる!!」

「こんな夜中に一人で歩かせらんねぇよ…。」

「じゃあ一緒に行こう?響は外で待ってて…。」



マジで?



気持ちは嬉しいけどそこまでしなくてイイよ里佳チャン…。



「俺我慢出来るし…。」

「あたしが出来ないの!!響、ニットキャップ貸して!!」



里佳チャン…。



最高好き。



すっげぇ寒い外に二人で出た。



夜だと人目を気にしないで手繋げる。



「何か楽しい。」

「うん。あたしも。」



ニコッと笑った里佳チャンにキュンとなった。



同じ事を思ってくれてたんだろうか…。



やっぱ超好き…。



「な、何かいる?」

「コーヒー…。ってか里佳チャン顔変。」

「だ、だって夜のコンビニでご、ゴム何て買った事…。」



カワイイんだ…。