年上彼女と年下俺様

【響】



クリスマスってだけですげぇ幸せな気分になるのは何でだろう。



寂しくねぇから余計幸せなのかも。



「響っ…もう我慢できない…。」

「今日の里佳チャンエロ~い。」

「響が焦らし過ぎなの…。」



まぁそうだけど。



たまには里佳チャンから欲しがられたいし。



ん………?



「ヤバイ…。」

「何?」

「ゴムねぇじゃん!!」

「…………。」

「…………。」



この状況で?



有り得なくないか?



「コンビニ行って来る!!」

「待って!!AGENTの響が夜のコンビニでお買い物!?」

「でも…それはマズいか…。」

「どうしようね…。」



不完全燃焼もイイとこだ…。



せつねぇ~…。



「このままでも…イイよ?」

「いやいやいや、ガキ出来たら…困るし。」

「響偉い。」



やるせねぇ…。