年上彼女と年下俺様

響の部屋について二人でソファに座った。



響があたしの肩に腕を回して引き寄せる…。



ギュッと抱きしめられると安心する匂い…。



「あっ、プレゼント。開けた?」

「まだ。開けてイイの?」

「ん。」



さっき貰った響からのプレゼントは靴だった。



このヒールの高さは絶対仕事用!!



「いつも足疲れてるっぽいからさ、あんまり疲れないって有名な靴なんだって。里佳チャンって足小さいのな?」

「これ高いよ…。勿体なくて仕事靴にしたくない…。」

「これで仕事してても俺を思い出せるでしょ。」



嬉しい…。



今より仕事頑張れちゃう…。



「これあたしから!!」

「財布!?マジで嬉しい!!何で俺が狙ってたやつわかったの!?」

「この前ネットで真剣に見てたの思い出したの!!」

「財布ならいつも一緒だしな!!」



喜んでもらえてよかった…。