年上彼女と年下俺様

でもここで身を引くなんて絶対ごめんだ…。



離したくねぇ…。



「帰る…。」

「何で…何で帰んだよ…。」

「お互い考える時間が必要だよ…。あたしも響も慣れない環境で少し冷静になれてない…。」

「行くな…。」

「ごめん…。今は響の顔見てるの辛い…。」



部屋を出て行った里佳チャンをこれ以上止められなかった…。



何だよそれ…。



俺の顔見てんの辛いって…。



どうにも出来ない苛立ちをぶつけられる物もない…。



気付けばテーブルにあった灰皿を壁に投げ付けてた。



ガキだ俺…。



だから里佳チャンだって俺んとこいたくねぇんだろ…。



わかってんだよ…。



里佳チャンばっかり大人で俺は成長出来ない…。



でもどうすることも出来ねぇ…。



どうしたらイイんだよ…。



離したくねぇよ里佳…。