年上彼女と年下俺様

考えが安易過ぎた…。



里佳チャンの気持ちなんかほとんど考えてなかった…。



里佳チャンの居場所を奪ったのは俺…。



「俺我慢させてんだよな…。」

「うん。」

「俺が里佳チャンの気持ち…ちゃんと捕まえてねぇから…。」



だから里佳チャンも不安になって安田なんかに…。



このままじゃ先が見えてんじゃねぇかよ…。



「離れんなよ…。」

「うん。」

「離れんな…。ぜってぇムリ…。」



怖い…。



里佳チャンをどうやって繋ぎとめておけばイイのかわからない…。



「響がこんなにあたしを苦しめてるんだよ。」

「里佳チャン…。」

「だからもっとイイ歌作って早く大きくなってね?」

「里佳チャンはそれでイイのかよ…。寂しくねぇの?」

「寂しいし苦しいし辛いし毎日泣きそうだよ…。でもあたしも響に大きくなれって言ったもん。だからお互い様…。」



お互い様…。