年上彼女と年下俺様

でもあたしのやりたい事でもあるんだ…。



責任もあるし。



辞めるわけには行かない。



「辞めないよ…。でも安田さんも辞めちゃダメ…。」

「は!?俺が女絡みで仕事辞めるような奴に見えんのかよ。」

「見え…ないや…。」



ため息をついた安田さんはポケットからタバコを取り出した。



吸わない人なんじゃなかったっけ…。



「まじぃなクソ…。」

「じゃあ吸わなきゃいいのに…。」

「うるせぇよ…。」



あたしがこんなに安田さんを苦しめてるんだ…。



揺れてるかって聞かれた時は正直わからなくなった。



でもあたしはやっぱり安田さんを好きにはなれないよ…。



優しさに甘えようとはしたけどさ…。



「帰りたい…。」

「何やってんだろ俺…。送るわ。」



立ち上がった安田さんは先に車の方に歩き出した。



その背中が寂しそうでまた胸が苦しくなった…。