年上彼女と年下俺様

そしてとうとうあたしの誕生日がやって来た。



「超老舗旅館って感じだね!!」

「雰囲気イイな!!」



響が本当に旅行に連れて来てくれた!!



こんな事初めてで嬉し過ぎる!!



「いらっしゃいませ。本日は御宿花屋をご利用いただき誠にありがとうございます。女将の里乃と申します。」



女将さんだ!!



40半ばくらいかな?



「宿帳にご記入いただけますか?」



そう言われて名前を書いた。



住所も響が書いてくれて…。



「はい。」

「ありがとうご…。」



ん!?



何!?



何か!?



「里佳…。」



女将さんがボソッとそう呟いた。



あたし?



「あの…。」

「あ、いえ…。それではお食事は18時半でよろしいですね?」

「はい?」



何なの今の…。



全く意味のわからない行動が心に引っ掛かった。