年上彼女と年下俺様

学校ではそのまま爆睡。



目覚めもわりぃ…。



どこにも寄らずに家に帰った。



「おかえり…。」

「あぁ。」



沈みきった顔をしたウサギが1匹…。



知らん。



一言しか言葉を交わさずに部屋に入った。



「はぁ~…。」



何でため息なんてついてんだよ…。



決まった事は仕方ねぇし!!



仕事と里佳チャン一緒にしちゃダメだろ!!



「響?」

「何?」



何でそんなに不機嫌そうに答えてんだ俺…。



声のトーン低すぎ…。



「ごめんなさい…。」



泣きそうな顔…。



いやいや、里佳チャン悪くねぇんだって…。



「別に…。」

「あたし買い物行ってくる…。」



バカじゃねぇの俺!!



これじゃ自分でストレス溜めてんじゃねぇかよ…。



「待って里佳チャン。」

「えっ!?」

「あっ…。何で泣くかな~!!だから女ってヤダ。」

「響が泣き虫にしたくせに…。」



俺が!?