年上彼女と年下俺様

響からの電話も時間があわなくてなかなかでれないし…。



元気でやってるかな?



「里佳、お腹すいた。」

「由優チャンは和食平気だっけ?」

「うん。甘い卵焼き食べたい!!」



響と逆だ…。



双子なのに顔も似てなければ味覚も違うのか…。



「ねぇ、由優チャン、響と『やっぱり双子だなぁ』って感じた事ってある?」

「ある!!響が熱出したら泣くの知ってる!?」

「あ、超カワイイよね!!」

「由優も泣くの!!それと、響がケガしたりする時って何となく響の事考えてたりするし…。小学校のテスト問題丸っきり同じ解答だった!!」

「それはただたんに100点だっただけでは?」

「そっか!!」



カワイイ…。



こんな妹欲しかったな…。



「ねぇ里佳!!この前行ったピザ屋さんにまた行きたい!!」

「じゃあ今日お休みだからお昼行く?」

「やった!!綾乃も行こうね!!」



本当にカワイイ!!