年上彼女と年下俺様

【響】



メシを食い終わったら里佳チャンと母ちゃんがキッチンで後片付けをし始めた。



親子っぽい…。



「何がよくて付き合ってんの?」

「顔がタイプだし性格が好き。暖かい何かを持ってるような感じだし。甘え放題。」

「響が甘える!?」

「甘える。里佳チャンにだけ。」



俺の全部を見てもらいたい気分になれる。



偽らない俺。



「顔はイイかもしれないけど~…。」

「何が気にいらねぇの?」

「ママに取り入ろうとしてる~!!」

「ちげぇよあれは…。里佳チャンはもう親いねぇようなもんだから…。継母とか家族から精神的虐待受けて育ってんの。」

「えっ…。」

「だから少し親子気分味わわせてやって。」

「そうなんだ…。」



珍しく由優が哀れんでる…。



あんまり人の事に感心もたねぇのに…。



「由優も響離れしなきゃなのかな~…。」

「でも由優とリズになんかあったら俺達が守ってやるけどな?」

「当たり前!!」



昔からそう教えられて来たし。