年上彼女と年下俺様

俺の里佳チャンに何してくれてんの?



「おい。」

「響!?」

「おめぇの差し金か?」

「何の事?」

「とぼけんな。誰だよあいつら。」

「あたし何も知らないけど?」



気付けば髪を掴んで外に引っ張り出してた。



ムカつくなんてもんじゃない。



「痛いよ響!!」

「里佳のがいてぇよクソが。そいつらんとこ連れてけ。」

「だからあたしは知らないってば!!」

「だったら同じ目に合わせてやろうか?俺は止めねぇぞ。」



無理矢理連れて行かせた。



このクラブ…。



ジャンキーのたまり場じゃねぇかよ…。



「響っ!!」

「おめぇか?里佳チャンに手出したの。」

「何の事だかわかんねぇな?」



コイツだよな?



一緒にいるのって…。



「殺す。」



そっからはあんまり記憶がない。



気付けば顔から血が出てて…。