執事に溺愛されまして





「こら、希良!いきなり失礼でしょう!」



「いいじゃん、ママ!
晴れて美羽も高校生!専属執事も今日からつくって聞いていたし、大事な美羽の姉として挨拶しないと!」



「とか言って、美羽の執事がどんな人なのか気になってただけだろ。」




と、冷静にツッコミを入れるお兄ちゃんに「あったりー!」なんて、ピースサインを出す。





「あ、俺、奏良です。」



ぺこりと頭を下げるお兄ちゃんに、佐伯さんも自己紹介をしていた。




「すまないなぁ、落ち着きのない兄弟で。」




「いえ、賑やかでとても楽しいです。」



なんて、微笑んでいる。



どんな表情もとても絵になるなぁ....





「えぇー!いいなぁ、美羽!こんなかっこいい人が執事なんて自慢だねっ!」




「恐縮です。」



お姉ちゃんのテンションに、全くついていけていない。



もう、いろいろ感情やら思考やらが頭の中で渦を巻いている。




整理が追いつかないよぉ....