パパとママと、そして専属の執事の佐伯さん。
4人でこれからについて話していると。
───バンッ!!
今いる部屋の扉が勢いよく開いた。
みんなで扉の方に目を向ける。
「お兄ちゃん!お姉ちゃん!」
そこに立っていたのは、私の4つ上のお兄ちゃんとお姉ちゃん。
2人は双子。
でも、二卵性双生児だから顔は全く似ていない。
「希良(きら)!奏良(そら)!いきなり入ってきて!」
ママの声に聞く耳も持たず、ふたりは私たちの元へ駆け寄ってきた。
「ちょっと!こんなイケメンなんて聞いてないよ!
私はこの子の姉の希良ですっ!」
嵐のような勢いだ.....
「初めまして。希良様。佐伯でございます。」
そんなお姉ちゃんの勢いに飲まれることなく、冷静に挨拶をする佐伯さん。
さ、さすが執事だ.....

