執事に溺愛されまして




「気づいていないんですか?
女子生徒たちからの視線に。」



たぶん、みんな気づくよ。あの違和感は。



朝もそうだし、帰りはもっと人が増えていた。



直接声をかけたりする子はいなかったけど、あれほど見られていたら、いやでも気づくんじゃ....




「私の目には美羽お嬢様しか映りませんから。」




「え、あ.....はぃ....」




思いがけないセリフに変な返事しちゃった。



本当に不意打ちでドキドキするようなセリフが飛び出るから、心臓に悪い。




「他の女性に見られようが、何かを言われようが私にとっては全く興味がないのです。」



「そ、そうですか....」



こんなこと言われて、なんて返事するのが正解なのが、誰か知ってたら教えて!!




「だから、安心して私の隣にいてくださいね。」



な、なにを安心したらいいのか分からないけど....



今の私にはそんな深いことを考える余裕はなく、ただ首を縦に振ることしか出来なかった。





今日はパパもママも家にいないから部屋にご飯を持ってきてもらって夜ご飯を食べ、お風呂も済ませた。