執事に溺愛されまして




私が紹介すると、ペコッと頭を下げ「よろしくお願いします!」と挨拶をしていた。




「堀田、といいますと、あのHOTTAリゾートの。」



「はい、そうです!」



「そうですか。
美羽お嬢様が気が合うお友だちができた、と嬉しそうにお話しておりました。
お会いできて光栄です。」




本当に抜かりないなぁ、佐伯さん。




「ちょっと、ちょっと!!
お嬢様は美羽ちゃんなんですから!
そんな堅くしないでくださいよ!」




執事モード全開の佐伯さんに、彗ちゃんは少し戸惑い気味のようで。



「いえ、しかし。
美羽様の大切なお友だちですから。」



と、佐伯さんも引き下がらない。




「もーう.....話しづらいですよ、そんな堅くされたら。」



「でもまぁ、それが佐伯さんだから。」と、慰めると、「そっか。」と彗ちゃんも納得してくれた。




でも、たしかに、少しかたすぎて距離を感じるのはわかるなぁ。




執事とお嬢様の関係だから、それが普通なのかもしれないけど。




「私もお迎えきたみたい!
会わせてくれてありがとう。また明日ね!」



「うんっ!また明日!」