「美羽様のことは私(わたくし)が命に変えてもお守り致します。
これからよろしくお願いいたします。」
「えっ、あ....お願いします....」
私もペコッと深く頭を下げる。
......っていうか。
「あらあら、こんなカッコイイ方が美羽の執事なんて。
ヤキモチ妬いちゃうわね、パパ。」
なんて、口元に手を当てて微笑むママ。
こ、こんなイケメンなんて聞いてないんですけどーっ!?
え、執事ってもっと、白髪混じりのおじいちゃん、とか。
そこまでいかなくても、おじさんっぽい人を想像してたんだけど.....?
私の目の前で微笑む彼は、もう、マンガから飛び出してきたんですか!?ってくらい整った顔立ち。
有名人ですら見かけないほどのお顔なんですけど...!?
身長だって180は超えているだろう長身で、痩せすぎず太りすぎずのちょうどいいシルエット。
執事服が、こんなにも似合う人ってこの世にいたんだ、と思うほどに様になっている。
「佐伯、美羽のことはくれぐれも頼んだぞ。」
「はい。承知致しました。お任せくださいませ。」
と、胸の前に手を置き礼をする佐伯さん。
私はこれから、この人と一緒に生活することになるのか....
今までとは違う生活に、楽しみなような、不安なような。
色んな感情が渦巻いてる。

