執事に溺愛されまして




芸能人だと言われても違和感はないし。



そのくらい整った顔をしているから。



「私も見てみたいなっ!
美羽ちゃんの超絶イケメン執事!」


なんて、キラキラ笑顔を向けている。



なぜか、私が恥ずかしくなってくるよ.....



イケメンなことは否定しないけど。
そんな佐伯さんが自分の専属執事だということに、改めて恥ずかしさが込み上げてきた。





「今日の帰り、一緒に行ってみる?」



そんな私の言葉に「ホント?やったー!」と、嬉しそうにしていた。



そんな彗ちゃんの無邪気な姿を見ていたら、こっちまで元気をもらえるよ。






放課後。



私たちは2人揃って佐伯さんの元へ。




.......やっぱり、佐伯さんの待つ車の前だけ女の子ばかり集まっていて。




みんなヒソヒソと話している。



一方の佐伯さんはといえば。



そんな女の子たちには目もくれず、ただ無表情で立ち尽くすだけだった。




そんな佐伯さんも私を見つければ、ニコッと笑顔を向けペコリと頭を下げる。



「おかえりなさいませ。お嬢さま。
.......お隣の方は、昨日お話されていたお友だちですか?」



「あ、はい。堀田彗ちゃんです。」