執事に溺愛されまして





それから彗ちゃんは、これでもかと言うほど私のことを褒めちぎってくれて。



気づけば緊張していたことも忘れ、話が盛り上がっていた。




「ってことは、彗ちゃんもかなりのお嬢様ってことだね!!」



「えへへ〜、まあ、そうなるかな。」



彗ちゃんちゃんの産まれた家
“HOTTAリゾート”
と言えば、海外にもリゾート事業を広げるかなり大手の会社だ。




さっき、私に言ったセリフ
『こんな可愛い子が白石グループのお嬢様なんて最強』っていうやつ。



そっくりそのままお返しするよ.....




「でも、よかった〜!!気が合いそうな子とお友だちになれて!」



そう、嬉しそうな顔で言ってくれるから。




私も笑顔になる。


私の方こそ、だよ。




「声、かけてくれてありがとう。
私も、本当に助かったよ。」




「入学式前の教室で、ひとりそうだったから。
私も友だちいなくてひとりでさ。
もし、帰りもひとりだったら声かけようって決めてたんだ!」




本当にありがとう。


何も行動に移せない私に代わって、こうやって声かけてくれた。