自分の席について、周りを軽く見渡す。
この子たちと、1年間過ごすんだ.....
先生が教室に入ってきて、入学式の説明を終え、体育館に向かうまで、結局私はひとりで机に着いていた。
「───では、明日から新しい学校生活が始まります。
よろしくお願いします。」
担任の先生の挨拶でホームルームを終え、今日はこれにて解散。
やっと、1日目を終えた.....
みんなそれぞれ、話を始めたり、教室から出ていったり。
自分のケータイを見てみれば、『校門の近くで待ってるよ』と、ママから連絡が入っていた。
特に.....やることも、話す子もいない。
私も、校門に向かおう。
そう思い、カバンを肩にかけ歩き出した時だった。
「あ、あの.....っ!!」
後ろから声をかけられ振り返る。
そこには小柄で可愛らしい女の子がたっていた。
私もそんなに身長は高くない。
平均よりやや低め。
そんな私と同じくらいの背丈の子。
くりくりに大きな目と、サラサラのボブヘアが印象的な子だった。

