執事に溺愛されまして





落ち着いて.....
きっと、大丈夫だよね。



でも、友達できなかったらどうしよう....
高校3年間ひとりぼっちとかだったらどうしよう。



頭の中でいろんなことを考えちゃう。




「お待たせ致しました。到着です。」



運転していた佐伯さんが、外から後部座席の扉を開けてくれた。



車から降りた目の前にそびえる大きな校門。




周りにはたくさんの人。



私のように車で送ってきてもらう人もたくさんいる。



今日から私はここの高校に通うのか.....




私が通う高校は、私みたいなお金持ちのお嬢様や御曹司の子もたくさん通っているけど、一般家庭の子たちもいるような学校。




中学までは、お金持ちの子だけが集まる学校に通っていた。



エスカレーター式でそのまま大学まで通えるけれど、私はこの学校に通うことにしたんだ。



だから、中学校で仲の良かった友だちもいない。



本当に誰も知らない人がいる中に飛び込むのだ。






入学式が始まるし、学校内に入らなければいけない。




......のに、体が上手く動かない!



緊張でガチガチだ。