執事に溺愛されまして





「そうやって、私の言葉で顔を赤くして.....
こちらにまで、ドキドキしているんだろうな、ということが伝わってきます。」



「さ、佐伯さん.....?」



徐々に近づいてきてるのは気のせい?




......じゃ、ないよね!?



「そんな可愛い顔のお嬢様を、もっと見たい、と思ってしまいます。」



佐伯さんてちょっと.....変な人かも!?



こんなこと言う執事なんている!?



私の想像する執事像が変なだけなのかな?



だ、だって、お兄ちゃんやお姉ちゃんの執事は佐伯さんよりはかなり年上の人で。


まさか、こんなことをしているとは思えない。




「ち、近いですよ.....佐伯さん。」



「もっと近くで見たいです。
お嬢さまの可愛いお顔を.....」




そ、そんな艶を含んだ声で.....
囁かないでよ〜っ!!



「こ、これ以上はダメですっ!心臓が持ちません!」




グッと佐伯さんの両肩を押す。



「ふふ。本当に可愛いです。」



何をのんきに笑って....!!