「素敵な人、だなんて、もったいなきお言葉....」
深く頭を下げながら佐伯さんは言った。
「でも、私以上に美羽お嬢様は素敵なお方です。」
「い、いえ....そんなことは....」
急に飛び出したしたセリフに恥ずかしくて俯いてしまう。
「そんなお嬢様に仕(つか)えることができる私は、とても幸せ者でございます。」
な、なぜそんなに照れるようなセリフをポンポンと.....
出会ってから数時間しか経っていないのに。
まともに返事もできないよ。
それからは無言で自分の部屋まで歩いた。
「では、入浴の準備をしてまいります。」と、佐伯さんはすぐに部屋を後にし、数分後には呼びに来てくれた。
「ふぅ〜....さっぱり。」
お風呂上がりって、リラックス出来る。
好きな入浴剤を入れて体を温めたあとに、いい香りのするボディミルクを身体に塗ってマッサージしながらリラックスするこの時間が好き。

