クールな総長は私だけにとびきり甘い

ことはは深く息を吸い込み、蓮の目を見た。

「わかった…私、頑張ってみる。」

蓮は力強く頷いた。

「そうだ、それでいい。」

部屋の空気が少しだけ柔らかくなり、ことはの新しい人生の幕が開いたのを感じた。