クールな総長は私だけにとびきり甘い

「ことはちゃんがいることで、チームの士気も上がる。俺たちにとって大切な存在だよ。」

ことはは言葉を探しながらも、心の奥に湧き上がる熱さを感じていた。

「私…姫になるって、具体的にどういうこと?」

陽介が答えた。

「お前のためにみんながいる。何かあったらすぐに守る。だけど、お前自身も強くならなきゃいけない。」

大輔が静かに頷いた。

「その覚悟があるなら、俺たちは全力で支える。」