「そんな事は絶対しません」
僕はカリンに両手で押し返されて、肩を落とした。
(そうだよな⋯⋯君が好きなのはセルシオ国王だ⋯⋯)
「カリン⋯⋯僕が君を心から愛している事は忘れないで」
絞り出すように気持ちを再び伝えたが、明らかに彼女は困った顔をしている。
「ルイスくらいの年頃の子は、私のように年上の大人の女性に憧れるものです。そういう大人なことに興味が出て来てしまうのも分かります」
カリンが自分を大人の女性と言っていて思わず吹き出しそうになった。
彼女は僕より2歳年上だが、子供のように純粋で可愛い子だ。
「僕が興味あるのは、カリンだけだよ。君以外の女性に興味を持った事はないし、これからもそうだと思う。何度生まれ変わっても、君しか愛せないのが僕なんだと思う」
なぜだか、カリンに会ってから確信のように持っていた思いを彼女に告げた。彼女はますます困ったような顔になった。
「ルイス、手を出してはいけない女性がいます。それは人妻です。それから、夫を亡くしたばかりの未亡人にも手を出してはいけません」
彼女はまだ自分がセルシオ国王と結婚していると思っている。毎日のように彼の話をする彼女を見て僕は結局本当のことを告げられていない。
(本当のことを告げたら、絶対に悲しませる⋯⋯)
僕はカリンに両手で押し返されて、肩を落とした。
(そうだよな⋯⋯君が好きなのはセルシオ国王だ⋯⋯)
「カリン⋯⋯僕が君を心から愛している事は忘れないで」
絞り出すように気持ちを再び伝えたが、明らかに彼女は困った顔をしている。
「ルイスくらいの年頃の子は、私のように年上の大人の女性に憧れるものです。そういう大人なことに興味が出て来てしまうのも分かります」
カリンが自分を大人の女性と言っていて思わず吹き出しそうになった。
彼女は僕より2歳年上だが、子供のように純粋で可愛い子だ。
「僕が興味あるのは、カリンだけだよ。君以外の女性に興味を持った事はないし、これからもそうだと思う。何度生まれ変わっても、君しか愛せないのが僕なんだと思う」
なぜだか、カリンに会ってから確信のように持っていた思いを彼女に告げた。彼女はますます困ったような顔になった。
「ルイス、手を出してはいけない女性がいます。それは人妻です。それから、夫を亡くしたばかりの未亡人にも手を出してはいけません」
彼女はまだ自分がセルシオ国王と結婚していると思っている。毎日のように彼の話をする彼女を見て僕は結局本当のことを告げられていない。
(本当のことを告げたら、絶対に悲しませる⋯⋯)



