そういうわけで、ロゼッタはこれまでにないほど幸せな気持ちで日々を過ごしている。このままずっと、こんな日々が続けばいいと思うほど――それは、常に変化と向上を求めてきたロゼッタにとって、とんでもなく大きな心境の変化だった。
「ねえロゼッタ、知ってた!?」
とそのとき、クロエが慌てた様子で執務室に飛び込んでくる。
「なにをですの?」
「ライノア様のことよ」
「ライノア様?」
息を切らして胸を押さえるクロエに、ロゼッタはそっと首を傾げた。
「ライノア様がどうか――」
「ライノア様、来週から隣国に留学に行っちゃうんだって! 城に来るのは今日が最後らしくて」
「…………え?」
その瞬間、ロゼッタはまるで心臓が止まるかのような心地がした。
「ねえロゼッタ、知ってた!?」
とそのとき、クロエが慌てた様子で執務室に飛び込んでくる。
「なにをですの?」
「ライノア様のことよ」
「ライノア様?」
息を切らして胸を押さえるクロエに、ロゼッタはそっと首を傾げた。
「ライノア様がどうか――」
「ライノア様、来週から隣国に留学に行っちゃうんだって! 城に来るのは今日が最後らしくて」
「…………え?」
その瞬間、ロゼッタはまるで心臓が止まるかのような心地がした。



