「まさか、本当にライノア様を?」
「だって、ライノア様のことが気になってたまらないんだもの。今なにしてるのかとか、どんなことを考えているのかとか。……ねえロゼッタ、これって恋なのかな?」
「わたくしに聞かれましても……」
ロゼッタが恋しているのはお金だ。男性に対して恋心を抱いたことなど一度もない。そのことはクロエにもわかっているはずなのだが。
「あの……ロゼッタ様でしょうか?」
「ええ、そうです。どうかなさいましたか?」
と、門番の騎士のひとりがロゼッタの元へとやってくる。彼はロゼッタに一枚の封筒を差し出しながら「こちらを渡すように頼まれまして」と微笑んだ。
「まあ、誰かしら?」
ロゼッタはそうつぶやきつつ、封筒をくるりとひっくり返す。と、ふわりと馴染みのある香りがして、思わず目を見開いた。
「だって、ライノア様のことが気になってたまらないんだもの。今なにしてるのかとか、どんなことを考えているのかとか。……ねえロゼッタ、これって恋なのかな?」
「わたくしに聞かれましても……」
ロゼッタが恋しているのはお金だ。男性に対して恋心を抱いたことなど一度もない。そのことはクロエにもわかっているはずなのだが。
「あの……ロゼッタ様でしょうか?」
「ええ、そうです。どうかなさいましたか?」
と、門番の騎士のひとりがロゼッタの元へとやってくる。彼はロゼッタに一枚の封筒を差し出しながら「こちらを渡すように頼まれまして」と微笑んだ。
「まあ、誰かしら?」
ロゼッタはそうつぶやきつつ、封筒をくるりとひっくり返す。と、ふわりと馴染みのある香りがして、思わず目を見開いた。



