(まさか、トゥバルト様がこんなことをおっしゃってくださるなんて)
クローヴィスがここまではっきりロゼッタを『狙っている』と公言したのだ。大抵の男性は戦意と興味を喪失し、フェードアウトするだろう。
しかし、トゥヴァルとはロゼッタが思っていた以上に好戦的な性格のようだ。物腰が柔らかいから忘れがちだが、彼はとてつもなく強い男性――騎士団の団長なのだと改めて感じる。
「――そうかもしれませんね」
ニヤリ、とクローヴィスが笑う。彼は熱っぽくロゼッタを見つめると、もう一度ぎゅっと手を握った。
「隣国行きが楽しみだな、ロゼッタ嬢」
「……ええ」
ロゼッタは高鳴る鼓動に気づかないふりをしつつ、ニコリと微笑み返すのだった。
クローヴィスがここまではっきりロゼッタを『狙っている』と公言したのだ。大抵の男性は戦意と興味を喪失し、フェードアウトするだろう。
しかし、トゥヴァルとはロゼッタが思っていた以上に好戦的な性格のようだ。物腰が柔らかいから忘れがちだが、彼はとてつもなく強い男性――騎士団の団長なのだと改めて感じる。
「――そうかもしれませんね」
ニヤリ、とクローヴィスが笑う。彼は熱っぽくロゼッタを見つめると、もう一度ぎゅっと手を握った。
「隣国行きが楽しみだな、ロゼッタ嬢」
「……ええ」
ロゼッタは高鳴る鼓動に気づかないふりをしつつ、ニコリと微笑み返すのだった。



