ペンロド公爵家は何代も子宝に恵まれず、公爵家の中では領土が少なく財力もないと云われてきた。
そこに嫁いだのが、二十三歳だったペンロド公爵夫人であるドロセア様だ。
当時、口さがない者たちが「ペンロド家はまた若い娘を迎えられなかった。子に恵まれない呪いでもかけられているのだろう」と、笑ったらしい。
だけど、夫人はそれから三十五歳を迎えるまでに、三男五女に恵まれた。
「凄いのは子宝の話だけじゃないわ。夫人の手腕で、ペンロド公爵家は有力貴族や他国と繋がりを持てた。今や第二王子の後ろ盾よ。結婚適齢期が十八歳なんてことはないわ」
人と違うことを成せば、悪い評判が立つのも仕方ない。私としては、そこではなく実績を評価しているだけなんだけど。
やっぱりダリアは気に入らないらしく、眉間にシワを刻んでいる。
そこに嫁いだのが、二十三歳だったペンロド公爵夫人であるドロセア様だ。
当時、口さがない者たちが「ペンロド家はまた若い娘を迎えられなかった。子に恵まれない呪いでもかけられているのだろう」と、笑ったらしい。
だけど、夫人はそれから三十五歳を迎えるまでに、三男五女に恵まれた。
「凄いのは子宝の話だけじゃないわ。夫人の手腕で、ペンロド公爵家は有力貴族や他国と繋がりを持てた。今や第二王子の後ろ盾よ。結婚適齢期が十八歳なんてことはないわ」
人と違うことを成せば、悪い評判が立つのも仕方ない。私としては、そこではなく実績を評価しているだけなんだけど。
やっぱりダリアは気に入らないらしく、眉間にシワを刻んでいる。


