「セドリックが家督を継ぐまでは、私が家を支えるわ」
「しかし……」
「嫁いで家を支えるのは、最終手段よ」
次女という立場を考えれば、少ない土地を持参金として嫁ぐのが良いに決まっている。それも、レドモンド家に資金提供が可能な侯爵家へ。
それが不可能なら、レドモンド女子爵として入婿を迎えるか、最悪、養子を迎えるということも考えた方がいい。そうすれば、領地の一部を管理しながらセドリックを補佐できるし。
レドモンド家を繁栄させるため、亡き父が持っていた複数の爵位から、子爵位は私が継いだわけだし、そこを大いに利用することも考えている。
「でも、このままではご結婚の適齢期を過ぎてしまいます」
「それは……ペンロド公爵夫人も、適齢期を過ぎてのご成婚でしたけど、立派にお家を支えていらっしゃるでしょ」
「ここでもペンロド公爵夫人、ですか……」
心底嫌そうに、ダリアは顔をしかめる。
昔から、彼女は夫人にあまりいい感情を持っていないのよね。曰くありと云われ続けたペンロド公爵家を立て直した、ご立派な方なのに。
「しかし……」
「嫁いで家を支えるのは、最終手段よ」
次女という立場を考えれば、少ない土地を持参金として嫁ぐのが良いに決まっている。それも、レドモンド家に資金提供が可能な侯爵家へ。
それが不可能なら、レドモンド女子爵として入婿を迎えるか、最悪、養子を迎えるということも考えた方がいい。そうすれば、領地の一部を管理しながらセドリックを補佐できるし。
レドモンド家を繁栄させるため、亡き父が持っていた複数の爵位から、子爵位は私が継いだわけだし、そこを大いに利用することも考えている。
「でも、このままではご結婚の適齢期を過ぎてしまいます」
「それは……ペンロド公爵夫人も、適齢期を過ぎてのご成婚でしたけど、立派にお家を支えていらっしゃるでしょ」
「ここでもペンロド公爵夫人、ですか……」
心底嫌そうに、ダリアは顔をしかめる。
昔から、彼女は夫人にあまりいい感情を持っていないのよね。曰くありと云われ続けたペンロド公爵家を立て直した、ご立派な方なのに。


