ヴィンセント様の言葉は、まるで私の心を読んだようだった。それがおかしくて、思わずくすりと笑ってしまった。
そんな私を見て、ヴィンセント様も笑ってくれた。
「お父様って、そんなに心配性だったんですか?」
「すごかったよ。ヴェルヘルミーナの婚約者は、自分よりも強い魔術師でなければ認められない。よくそういっていたくらいだ」
「お父様より強い魔術師!?」
ビックリしすぎて声をあげると、ヴィンセント様も大きな口を開けて笑った。
「魔王も裸足で逃げると噂された第五魔術師団長より強い魔術師なんて、そうそう現れるわけがないと、師団のなかでも笑い話だったよ」
「……恥ずかしいです」
「それくらい、ヴェルヘルミーナの将来を心配していたということだ」
「そうかもしれません、けど……そういう一面を、屋敷で見ることが出来なかったので」
お父様の思い出を聞いているうちに、少しだけ気持ちが落ち着いてきた。
でも、相変わらず頬はぽっぽと熱い。それを見られるのが恥ずかしくて、顔を覆っていると、よしよしと頭を撫でられた。
そんな私を見て、ヴィンセント様も笑ってくれた。
「お父様って、そんなに心配性だったんですか?」
「すごかったよ。ヴェルヘルミーナの婚約者は、自分よりも強い魔術師でなければ認められない。よくそういっていたくらいだ」
「お父様より強い魔術師!?」
ビックリしすぎて声をあげると、ヴィンセント様も大きな口を開けて笑った。
「魔王も裸足で逃げると噂された第五魔術師団長より強い魔術師なんて、そうそう現れるわけがないと、師団のなかでも笑い話だったよ」
「……恥ずかしいです」
「それくらい、ヴェルヘルミーナの将来を心配していたということだ」
「そうかもしれません、けど……そういう一面を、屋敷で見ることが出来なかったので」
お父様の思い出を聞いているうちに、少しだけ気持ちが落ち着いてきた。
でも、相変わらず頬はぽっぽと熱い。それを見られるのが恥ずかしくて、顔を覆っていると、よしよしと頭を撫でられた。


