汗ばむ手を握りしめ、私は交換条件を突きつけた。それを聞いたヴィンセント様は、戸惑うことなく笑顔で「いいだろう」と即答した。
大きな手が差し出される。手を重ねれば、強く引かれて立つことを促され、私はヴィンセント様の胸へと倒れ込むようにして立ち上がった。
「申し訳ありません!」
倒れ込んだ非礼を詫び、離れようとした私の腰に太い腕が回され、大きな手がしっかりと私を捉えた。
綺麗な銀髪が日差しを浴びて輝いた。
「ヴェルヘルミーナ、昔のように、また私をヴィンスと呼んでくれるかい?」
顔を上げれば、女性なら誰でも酔ってしまうような端正な微笑みが、そこにあった。私はどうお返事をしていいのか分からず、真っ青な空に視線を移した。
大きな手が差し出される。手を重ねれば、強く引かれて立つことを促され、私はヴィンセント様の胸へと倒れ込むようにして立ち上がった。
「申し訳ありません!」
倒れ込んだ非礼を詫び、離れようとした私の腰に太い腕が回され、大きな手がしっかりと私を捉えた。
綺麗な銀髪が日差しを浴びて輝いた。
「ヴェルヘルミーナ、昔のように、また私をヴィンスと呼んでくれるかい?」
顔を上げれば、女性なら誰でも酔ってしまうような端正な微笑みが、そこにあった。私はどうお返事をしていいのか分からず、真っ青な空に視線を移した。


