それは、紛れもない本心だ。

『ただし!お土産はたくさん買ってくること!たまに電話すること!これが私が日本に残るにあたっての条件です!』

そう言うとみんなは目を見開いた。その後、お兄ちゃん以外の2人が笑った

『月姫……ありがとう』

『……うん!』

仕事だからしょうがない、わがままは言えないよね……そんな思いを押し殺すように私は笑った

『……そういえば……聞きたいことがあるんだけど……』

『ん?なんだ?』

『私、お兄ちゃんの学校に行くってなったら編入でしょ?その手続きしてないなぁって。編入試験とかあるんじゃないかなって思って』

『ああ、それね。実はもう編入試験受けてるのよ』

『え?』

あれ?受けたっけ?